空港を喫茶店に 鳥取空港でコーヒーの飲み比べイベント

各地のコーヒー店が独自にブレンドした自慢のコーヒーの飲み比べを楽しめるイベントが鳥取市の鳥取空港で開かれています。

このイベントは、コーヒーを通じた人と人の交流を広げようと、喫茶店の経営者などでつくる実行委員会が7年前から西日本を中心に各地で開催しています。
今回は、飛行機に乗るとき以外も気軽に足を運んでもらおうと、鳥取空港を会場にして開かれ、県内や関西、それに九州で店を構える15のコーヒー店が独自にブレンドしたコーヒーを提供しています。
訪れた人たちは、到着ロビーや屋外のデッキスペースなど、空港内のさまざまな場所に設けられたブースを訪れて、コーヒーを飲み比べ、店ごとに異なる味と香りを楽しんでいました。
鳥取市内の50代男性は「各地のコーヒーが飲めて楽しいです。デッキに来たのは初めてで、屋外で飲むコーヒーは格別です」と話していました。
鳥取市内の40代女性は「もともとコーヒーが好きで、SNSで見て来ました。新型コロナが明けて、気軽に来られるイベントが空港で増えてうれしいです」と話していました。
イベントの実行委員会の川久保彬雅代表理事は「空港全体を喫茶店だと思って、コーヒーの飲み比べをしながらゆっくり過ごしてもらい、空港の居心地のよさを感じてほしい」と話していました。