台湾「タイガーエア台湾」が鳥取の空港とチャーター便運航へ

鳥取県の平井知事と台湾の航空会社の代表が会談し、このなかで航空会社の代表は、来年の年明けから、県内の空港とを結ぶチャーター便の運航を始める計画を明らかにしました。

12日、平井知事は鳥取市の知事公邸で台湾の格安航空会社「タイガーエア台湾」の陳漢銘会長と会談しました。
このなかで陳会長は「日本と台湾の交通の利便性を上げるため、鳥取への路線を増やしたい」と述べて、近い将来、台湾と鳥取を結ぶ直行便を就航させたいという考えを示しました。
そのうえで、陳会長は準備が進めば来年の年明けから、鳥取県内の空港と、台北や台中を結ぶチャーター便の運航を、180人乗りの機材を使って週2往復で始める計画を明らかにしました。
また平井知事と陳会長は、鳥取と台湾の相互理解を促進するために協力して観光のイベントを開催することなどを盛り込んだ覚書を締結しました。
会談のあと平井知事は「二次交通をはじめとした足回りや観光商品など、受け皿作りを進めながら、できれば近い将来の定期便化に向かいたい」と話していました。