台湾「中華航空」が鳥取結ぶチャーター便10月下旬から11月

台湾の航空会社「中華航空」はことし10月下旬から11月にかけて、鳥取空港と台湾を結ぶチャーター便を、あわせて3往復運行する計画を明らかにしました。

台湾を訪れている鳥取県の平井知事は29日、台北で中華航空の李台北支社長と会談しました。
鳥取県によりますと李支社長は、鳥取空港と台湾を結ぶチャーター便を、ことし10月下旬から11月上旬にかけて、台湾からの旅行客のみを乗せる形で3往復運航する計画を明らかにしたということです。
県によりますと、鳥取県内の空港と台湾を結ぶチャーター便が運航するのは、米子空港と台湾を結ぶ便が、ことし3月下旬から4月上旬にかけて運航した以来、ことしに入って2回目となり、その際の搭乗率は77.4%でした。
県内では、ことし10月25日から、米子空港とソウルを結ぶ定期便の再開が決まるなど、インバウンドの復活に向けた動きが本格化しています。

平井知事は「鳥取空港での台湾チャーター便実現により、新型コロナ後初めて鳥取空港から世界への扉が開く。地域一丸で協力し、本格的なインバウンド復活につなげていきたい」とコメントしています。