「日本伐木チャンピオンシップ」出場の高校生が丸太切る練習

ことし秋に鳥取県で開かれる、チェーンソーで木を切る技術を競う全国大会に向けて、出場する予定の県内の高校生が丸太を切る練習を、25日に鳥取市で行いました。

チェーンソーで木を切る技術を競う全国大会「日本伐木チャンピオンシップ」は、ことし10月下旬に大山町で開かれる予定で、今回から農林高校の生徒などを対象としたクラスが新たにつくられます。
鳥取市の県森林組合連合会の敷地内では、智頭農林高校の森林科学科の生徒5人が、大会に向けて練習を行いました。
丸太を輪切りにする種目の練習では、講師とチェーンソーの動かし方を確認したあと、切り口に段差ができないように、太さおよそ40センチある丸太を上と下から切っていきました。
また、立てた丸太を狙った方向に倒れるように切る種目の練習では、生徒が15メートル先のポールの方向を確認しながら、およそ80センチある丸太に切り込みを入れていました。
智頭農林高校の2年生の生徒は「まずは基礎をしっかりと身につけようと思って練習しています。本番が近づいてきて緊張していますが、優勝できるようにがんばりたいです」と話していました。