平井知事 被災現場を視察 “生活再建へ速やかに対策”

平井知事は大雨の影響で集落が孤立している鳥取市佐治町や、川の水が田んぼにあふれ出た八頭町を視察しました。

このうち八頭町の私都川では、町内の被害の状況について説明を受けたり、川沿いの県道が長さおよそ110メートルにわたって崩れた現場を視察したりしました。
視察を終えた後、平井知事は記者団の取材に応じ、「生活の再建やライフラインを確保をしながら道路を通行可能にすることが第1の目標だ。さらに農業被害も調査し住民が上を向いて日常を取り戻せるよう速やかに補正予算を組んで総合的な復旧対策を進めていきたい」と述べました。

【八頭町にも災害救助法を適用】
鳥取県は台風7号による災害で多くの住民に被害が出ているおそれがあるとして、八頭町に災害救助法を適用することを決めました。
すでに鳥取市と三朝町への適用を決めています。
この適用で、避難所の設置費用などを国や県が負担することになります。