倉吉の果樹園 90歳女性が熱中症とみられる症状で死亡

12日、鳥取県倉吉市の果樹園で90歳の女性が熱中症とみられる症状で死亡しました。
鳥取県内では先月も畑にいた高齢者が熱中症の疑いで死亡していて、鳥取県は暑い時間帯での屋外の作業を避けるよう注意を呼びかけています。

12日午後1時半ごろ、倉吉市の果樹園で、90歳の女性が園内で倒れているのを家族が見つけ、消防に通報しました。
女性はその場で死亡が確認され、鳥取県は、13日、女性が死亡したのは熱中症が原因とみられると発表しました。
12日の鳥取県には熱中症警戒アラートが出されており、気象台によりますと、倉吉市の最高気温は31.4度でしたが、1日の平均湿度は82%と今月で最も高くなっていたということです。
鳥取県内では、先月(7月)も境港市の畑にいた91歳の女性が熱中症の疑いで死亡していて、県は▼暑い時間帯の屋外での作業を避けたり、▼家族や地域の人が屋外で1人で作業をしている人の様子を確認するなど熱中症に十分注意するよう呼びかけています。