IT技術者がワインの醸造作業を体験 北栄町

ITエンジニアを招いて、さまざまな体験を通じて地域の課題解決のアイデアを出してもらう取り組みが北栄町で始まり、初日の19日、参加者がワインの醸造作業を体験しました。

この取り組みは、滞在を楽しんでもらいながら1次産業の振興策などについてアイデアを出してもらおうと、北栄町がITエンジニアを対象に行っていて、19人の応募の中から選ばれた福岡県の加藤歩弓さんと、神奈川県の谷耕平さんの2人が参加しています。
2人は19日、町内にある老舗のワイナリーを訪れ、瓶にワインを継ぎ足しながら栓をする作業を初めて体験しました。
参加した加藤さんは、北栄町について「旅行先というだけでなく、住んでもよいと思えるような魅力を感じた」と話しています。
また谷さんは「自然が豊かでさまざまな可能性を秘めているので、多くの人を引きつけるアイデアを考えたい」と話しています。
2人は21日まで町に滞在し、体験を通して考え出した町の課題解決につながるアイデアを、町長など町の幹部に説明することにしています。