境港の「国際コンテナターミナル」事業者が見学ツアー

コンテナの積み降ろしを行う「ガントリークレーン」が新たに追加された、境港市の境港にあるコンテナターミナルなどを、事業者が見学するツアーが12日開かれました。

この見学ツアーは、境港貿易振興会が開き、コンテナターミナルを利用する事業者や金融機関などおよそ50人が参加しました。
参加者は2つのグループに分かれ、はじめに去年、就航した港湾業務艇の「はくしゅう」に乗り込み、海上から建て替え工事が進む新しい魚市場や「国際コンテナターミナル」について担当者から説明を受けました。
船を下りたあと、参加者は「国際コンテナターミナル」に移動し、11日に新たに1基追加された大型のガントリークレーンを使って、海外から輸入したコンテナの積み降ろしを行う作業を間近で見学しました。
担当者が、ガントリークレーンが追加されたことで、より大型のコンテナ船に対応することが可能になったなどと説明すると、参加者は興味深そうに写真を撮ったり、メモをしたりしていました。
ターミナルを利用している企業の担当者は「コンテナターミナルの様子を初めて見てびっくりしました。安心して任せられると感じたので、今後さらに利用が活発になってほしいです」と話していました。