中学生が地元特産のらっきょうの収穫体験 鳥取市福部町

らっきょうの栽培が盛んな鳥取市の福部町で、中学生たちが4日、地元特産のらっきょうの収穫作業を体験しました。

鳥取市福部町は、鳥取砂丘周辺の砂地を利用したらっきょうの栽培が盛んで、地元の義務教育学校・福部未来学園では特産品に愛着を持ってもらおうと、授業の一環として収穫や漬け込みの方法を学んでいます。
中学1年にあたる生徒20人が参加して、去年8月に自分たちで植え付けたらっきょうを収穫しました。
強い日ざしが照りつける中、生徒たちは砂地に埋まっているらっきょうを傷つけないように、スコップで周りを掘り起こしたあと一株ずつ手で抜き取っていました。
参加した生徒は「思ったより簡単にらっきょうが取れた。収穫したらっきょうはそのままで食べたい」と話していました。
別の生徒は「らっきょうは好きです。カレーと一緒に食べたい」と話していました。
生徒たちは5日、収穫したらっきょうを漬け込む作業を行い、ことし秋にそれぞれの自宅に持ち帰ることにしています。