鳥取市での陸上大会出場ジャマイカの高校生が書道などで交流

鳥取市で行われる陸上の大会「布勢スプリント」に出場するジャマイカの高校生3人が、鳥取市の高校を訪れ、書道などを通した交流を楽しみました。

ジャマイカの高校生・アラーナ・リードさん(18)アリア・ベイカーさん(17)シャクェイン・ゴードンさん(16)の3人は、いずれも陸上選手で、25日に「布勢スプリント」の男女の100メートルに、鳥取陸上競技協会の推薦選手として出場します。
大会を前に3人は、高校生どうしの交流を体験しようと、鳥取東高校を訪れました。
2年生の英語の授業に参加した3人は、日本の菓子などについての説明を聞いた後、一日の授業時間など、それぞれの高校生活について質問しあっていました。
また1年生の書道の授業にも参加し、鳥取の生徒たちから書き順などを教えてもらいながらひらがなの「ゆめ」や「友」「愛」という漢字を半紙に書いていました。
一緒に授業を受けた生徒は「書道を一緒に楽しむことができてよかったです。書道の良さを改めて実感し良い経験になりました」と話していました。
ジャマイカの高校生・アリア・ベーカーさんは「書道の授業は、鳥取の生徒たちがどのように書けばいいのか見せてくれて、楽しむことができました。文化や言語を教えたり教わったりするのは楽しかったです」と話していました。