鳥取県内の避難所 コロナ感染対策を継続

新型コロナウイルスの感染法上の位置づけが「5類」に移行しましたが、鳥取県内では、災害時の避難所では、これまでの感染対策を継続することにしています。

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、先月(5月)8日から「5類」に移行し、マスクの着用を原則、個人の判断に委ねるなど対応が変わりました。
こうした中、鳥取県や県内の自治体は、新型コロナへの感染は依然として続いているとして、災害時の避難所の開設や運営については、感染対策を継続する方針です。
具体的には、▽避難所内では避難者同士の距離を2メートル程度確保するほか、▽お年寄りなど重症化リスクの高い人の感染を防ぐため、避難者にマスクの着用を推奨するとしています。
そのうえで、▽毎日体温を測定するなどして健康状態を把握することも続けるということです。
県危機管理政策課は「誰が感染しているか分からない状況の中、避難者の健康を守るため、引き続き避難所での感染対策をお願いしたい」と話しています。