夏が旬 岩ガキ漁解禁「夏輝」鳥取市で初競り

鳥取県のことしの岩ガキ漁が解禁され、6月1日、鳥取市で初競りが行われました。

鳥取県で水揚げされる岩ガキは夏が旬で「夏輝」というブランドで、県内や関西などで販売されます。
鳥取市の賀露市場で行われた初競りには、仲買業者や漁協関係者などおよそ50人が集まり「夏輝」およそ1425キロが出荷されました。
カキは殻の大きさが大きいものでは15センチ以上もあり、初競りでは、最も高いものは1キロ2330円で競り落とされました。
このあと、出荷されたカキがさっそく店頭に並び、買い物客がこの夏初めてのカキを買い求めていました。
香港から家族で旅行に来ていた女性は「家族がカキが大好きなので、買ってその場で食べました。とてもおいしかったです」と話していました。
鳥取県漁業協同組合の山本正志さんは「天候が心配だったが、初日はしっかりとカキがとれていた。コロナも落ち着いてきていて『夏輝』を目的に県外から来てくれる人もいると思うので、食べてもらえる機会が増えればいいと思います」と話していました。
県内の岩ガキ漁は、8月中旬まで行われるということです。