大雨に備えスイカ畑に溝を掘って冠水防ぐ対策 倉吉市

大雨に備えて、倉吉市のスイカ農家では、畑に排水のための溝を掘って冠水を防ぐ対策を進めています。

倉吉市では、大山のふもとの豊かな土壌を生かして120軒あまりの農家がスイカを栽培していて、一部では今シーズンの出荷も始まっています。
1.5ヘクタールの畑でスイカを栽培している萬場和文さんは、6月下旬からの出荷を予定していて、6月1日の夜から予想されている大雨で、畑が冠水して出荷前のスイカに被害が出るのを防ごうと、くわなどを使って排水用の溝を掘る対策を行っています。
萬場さんの畑では、おととしの大雨で水につかる被害が出たということで「スイカが水に浸かると病気が出たり、玉が割れたりといった被害が出るので心配です」と話していました。