米子と香港結ぶチャーター便 7・8月に15往復運航決まる

米子空港と香港を結ぶチャーター便が、ことし7月と8月に15往復運航されることが決まりました。
香港を結ぶ便が運航されるのは、3年半ぶりになります。

これは平井知事が24日の記者会見で明らかにしました。
それによりますと、香港の旅行会社「EGLツアーズ」が、ことし7月18日から8月20日にかけて、米子空港と香港を結ぶチャーター便を15往復運航することが決まったということです。
チャーター便は、香港航空の174人乗りの機材を使って、香港からの旅行客が往復する形で運航されます。
米子空港と香港の間は、3年前の2020年の2月まで香港航空の国際定期便が運航していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運休が続いていて、香港を結ぶ便が運航されるのは3年半ぶりになります。
県によりますと、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行して以降も、外国人観光客の戻りが弱く、県内の観光関係者から国際定期便の再開を望む声が強く寄せられているということです。
平井知事は「国際定期便につなげるにはチャーター便の運航で、まずは実績を積むことが重要で、香港で観光フェアを開くなど6月以降に誘客イベントを展開し、東南アジアや欧米にもプロモーションを図っていきたい」と述べました。