湯梨浜町のハワイ海水浴場などで水質調査

夏の海水浴シーズンを前に、湯梨浜町の海水浴場で海水の水質が遊泳に適しているかを確かめる調査が行われました。

この水質調査は、毎年この時期に県や鳥取市が行っていて、17日、湯梨浜町のハワイ海水浴場・うの海水浴場、それに米子市の皆生温泉海遊ビーチで行われました。
このうちハワイ海水浴場では、県の担当者などが海に入り、ガラスの容器に海水を採取したり、専用の機械を使って海水のpH=水素イオンの濃度が、国が定めた基準を超えていないかを調べたりしていました。
県ではそれぞれの海水浴場で採取した海水に含まれる大腸菌の量などを詳しく検査した上で、その結果を6月上旬に公表することにしています。
調査を行った鳥取県中部総合事務所の花原悠太郎衛生技師は「検査の結果、水の透視度や油膜などは問題ありませんでした。鳥取の海はとてもきれいなので、ぜひ楽しんでもらえればと思います」と話していました。

県内の各海水浴場によりますと、これまでのところ6つの海水浴場が、ことしの開設を決めています。
このうち米子市の皆生温泉海遊ビーチは、7月8日に海開きが行われ、8月27日まで開設される予定です。
また7月14日には岩美町の東浜・牧谷・浦富それに湯梨浜町のハワイ海水浴場で海開きが行われます。
このうちハワイ海水浴場は8月17日まで、岩美町の3つの海水浴場は8月20日まで、開設される予定です。
このほか鳥取市の賀露みなと海水浴場は、7月15日から開設する予定だということです。
県内の海水浴場では、新型コロナの感染法上の位置づけが「5類」に移行したことなどから、去年に比べて利用客が増えるのではないかと期待を寄せています。
一方、鳥取市の白兎海水浴場と小沢見海水浴場については開設するかまだ決めていません。
このほか鳥取市の鳥取砂丘海水浴場、湯梨浜町のうの海水浴場、琴浦町の八橋海水浴場はことしは開設しないということです。