大山町 芝の出荷作業がピーク 全国のゴルフ場や公園などに
各地の公園やゴルフ場で使われる芝の出荷作業が、大山町でピークを迎えています。
鳥取県では大山町と琴浦町を中心に、およそ750ヘクタールの畑で芝が栽培されていて、作付面積や出荷量が、茨城県に次いで全国2位の芝の産地です。
芝は一年を通じて出荷されていますが、特に春は需要が高まり、3月は出荷の最盛期を迎えています。
大山町の畑では、6人の農家が専用の機械で芝を規定のサイズに切り取ったあと、9枚に重ね束にしていました。
鳥取県産の芝は、大山の水はけのよい火山灰で育てられているため、品質が安定し高い評価を受けているということです。
芝を生産・販売する会社の下嶋三郎会長は「例年に比べて非常に気候に恵まれ順調に出荷ができています。皆さんに喜んでもらえる様な芝生を提供していきたい」と話していました。
収穫された芝は、全国各地のゴルフ場や公園・ホームセンターなどに出荷され、4月中旬には新芽がはえそろい、緑に色づくということです。