国際クルーズ船寄港“安全安心の受け入れを”境港のターミナル
3月22日に、開業してから初めて国際クルーズ船が寄港する境港市の境港にあるターミナルで、受け入れを前に施設や観光事業者などの担当者が出席する会議が開かれました。
境港の「境夢みなとターミナル」は、2020年の4月に開業してから初となる国際クルーズ船が、3月22日に寄港する予定で、年内にあわせて26回の寄港が予定されています。
9日の会議には、境港を管理する組合のほか、観光事業者や周辺の自治体など40あまりの機関の担当者が出席しました。
この中で組合の担当者は、運航会社が乗客に対して検温や消毒に協力することや、観光施設などで必要に応じてマスクの着用を呼びかけることなどを求める独自のマニュアルについて説明し、出席者がその内容を確認しました。
松江市にある松江城山公園管理事務所の元廣彰所長は「たくさんのお客様が増えてくると皆が期待しているので、感染対策などの受け入れ準備をしっかりと進めていきたい」と話していました。
境港管理組合の小西大幸事務局長は「船の運航会社と受け入れ機関が一体となって、お客様を安全かつ安心して受け入れるとともに、地域の皆さまにも喜んでもらえるように進めていきたい」と話していました。