鳥取県 AIアバター“YAKAMIHIME”が観光情報発信
鳥取県は観光情報などの発信を強化しようと、インターネット上に会話や質問に応じてくれる「AIアバター」と呼ばれる、人工知能を活用したキャラクターを登場させました。
これは県がさまざまな手段を使って、県外の多くの人に鳥取に関心を持ってもらおうと、2月から始めました。
インターネット上に誕生したキャラクター「AIアバター」は、鳥取が舞台の神話に登場する女神にちなみ「YAKAMIHIME」と名付けられ、架空の県職員として活動します。
「YAKAMIHIME」は、鳥取県の基礎的な知識を持っていて、人口知能を活用してチャットや音声で、インターネットの利用者と会話したり、簡単な質問に答えたりすることができます。
またスマートフォンのアプリから楽しむことができる仮想空間「メタバース」上には、県内の観光地の情報が盛り込まれたトレーディングカードを観賞できるアートギャラリーを開設し、県は観光のPRにつなげたいとしています。
県によりますと、事業費はおよそ400万円です。
担当する県東京本部の河上一雄主幹は「メタバース空間で鳥取のファンになってもらい、ゆくゆくは実際に観光に訪れてもらって鳥取の活性化につながればいい」と話していました。