米子・ソウル 4月に週3便チャーター便運航へ エアソウル
運休が続いている米子空港のソウル便について、運航する韓国の航空会社は、ことし4月に、週に3便チャーター便を運航させることを明らかにしました。
一方、定期便での再開時期は未定だということで、今後の速やかな再開に向けて、調整を続けたいとしています。
米子空港と韓国・ソウルを結ぶ定期便は、日韓関係の悪化の影響で2019年に運休し、その後も新型コロナの感染拡大のため再開できていません。
6日、この便を運航する韓国の航空会社「エアソウル」の山根保彦米子支店長は記者団に対し、ことし4月9日から23日までの毎週水曜・金曜・日曜に、往復1便ずつのチャーター便を運航させることを明らかにしました。
使用するのは、194人の乗客が搭乗できる機体で、韓国の旅行会社が販売する、鳥取県と島根県を巡るツアー客が利用する予定だということです。
一方定期便の再開時期は未定だということで、エアソウルでは、今回のチャーター便でできるだけ多くの客を呼び込み、今後の定期便再開に向けた弾みにしたい考えです。
山根支店長は「韓国からたくさんの人にお越しいただき、満足してもらうことでソウル・米子便の地位を向上させ、速やかな定期便の再開につなげたい」と話していました。