「鳥取砂丘こどもの国」開園50周年で大規模リニューアル
鳥取砂丘のそばにある「鳥取砂丘こどもの国」が、ことし開園50周年を迎えるのにあわせて県は、遊具の新設などの大規模なリニューアルを進めています。
鳥取砂丘こどもの国は、子どもが屋外で遊べる施設として、1973年に鳥取砂丘近くの19ヘクタールの敷地に開設され、コロナ禍の前までは年間およそ15万人、昨年度はおよそ9万人が訪れましたが、利用者からは「遊具を増やしてほしい」とか「雨の日でも遊べる遊具をもっと作ってほしい」といった要望が寄せられていました。
このため県は、ことし5月に開園50周年を迎えるのにあわせて、およそ5億3000万円をかけて大規模なリニューアルを進めています。
具体的には、6歳までの子どもを主なターゲットにした人気キャラクターをテーマにした公園や、水遊びができる噴水広場、それに障害のある子もない子も一緒に遊べる「インクルーシブ遊具」を新たに設置します。
また弾力性のある山の上で飛び跳ねて遊ぶ「ふわふわドーム」という大型の遊具を、雨の日でも楽しめるよう屋根をつけて新設します。
県は4月に50周年を盛り上げるイベントを、5月5日には記念式典を開催することにしています。
県子育て王国課は「県内外の子どもたちが楽しめる場所として魅力向上を図り、砂丘の観光振興につなげたい」としています。