鳥取市立中央図書館 12月から電子書籍の貸出サービス開始
より多くの人に本に親しんでもらおうと、鳥取市立中央図書館は、図書館のホームページから読むことができる電子書籍の貸出サービスを、12月から始めます。
この貸出サービスは、自宅が図書館から離れている人や、仕事や子育てなどで忙しい人たちにも気軽に読書を楽しんでもらおうと、鳥取市立中央図書館が12月1日から始めるものです。
貸出の対象となるのは、小説やビジネス書籍、料理のレシピ本などさまざまな分野のおよそ9500冊の電子書籍で、サービスを利用するためには図書館の会員登録をすることが必要です。
本の貸し出しと閲覧は、図書館のホームページからでき、1度に最大2冊まで2週間借りることができます。
利用できるのは、鳥取市立中央図書館の貸し出しの対象となっている、鳥取市、若桜町、岩美町、八頭町、智頭町、それに兵庫県の新温泉町、香美町の住民です。
電子書籍にはページに書き込みができるほか、本文を自動音声で読み上げる機能などもついているということです。
鳥取市立中央図書館によりますと、電子書籍の貸し出しは県内で初めてで、県をまたいで電子書籍を貸し出すサービスは、全国的にも珍しいということです。
鳥取市立中央図書館の長本次郎館長は「子育てや介護、お仕事などでなかなか図書館に来られない人や、遠方の人など、これまで図書館を利用されなかった人にも、この機会に広く活用していただきたいです」と話していました。