「HPVワクチン 知って!」鳥取大学医学部の学生が特別授業
子宮けいがんなどを防ぐための、HPVワクチンについてです。
HPV=ヒトパピローマウイルスは、主に性交渉を通じて感染し、感染をきっかけに、一部の女性が子宮けいがんになります。
感染を防ぐために開発されたのが、HPVワクチン。
接種後に体の痛みなどを訴える女性が相次ぎ、厚生労働省は、9年前、接種の積極的な呼びかけを中止しましたが、ことし4月、「国内外で有効性と安全性のデータが集まり、リスクをメリットが上回る」として、呼びかけを再開しました。
対象は、小学6年生から高校1年生までの女性で、無料で3回接種できますが、4月から7月までに、政令指定都市で行った調査では接種を始めた人は16.6%、およそ6人に1人でした。
HPVワクチンの正しい知識を伝えようと、鳥取大学医学部の学生が、米子市の中高一貫校で特別授業を行いました。