県立美術館の作品収集方針説明会 ウォーホル作品に意見 米子

2年半後にオープンする鳥取県立美術館の作品の収集方針の説明会が、3日に米子市で開かれ、およそ3億円で購入したアンディ・ウォーホルの「ブリロの箱」について、住民からは否定的な発言などさまざまな意見が出されました。

4回目となる、鳥取県立美術館の作品の収集方針の説明会が3日、米子市で開かれ住民55人が参加しました。
まず作品の収集を担当している、県教育委員会の尾崎信一郎美術振興監が、アメリカのポップアートの巨匠、アンディ・ウォーホルの「ブリロの箱」5点を、およそ3億円で購入したことについて「前衛精神を示す作品のひとつとして購入した。表現について考えるきっかけになる」と説明しました。
これに対し参加者からは「ウォーホルの知名度がどれほどあるのか。わからないものは見に来ない」とか「ひとつの作品に3億円をかけていたらお金がいくらあっても足りない」と否定的な発言が寄せられた一方「作品の収集は専門家の知見に任せるべきだが、情報の公開が足りない」などという意見が出されました。
説明会に参加した米子市の男性は「作品の値段が問題ではなく、買った後で説明したことが騒ぎになったのだと感じた。今後もこうした説明会を開いてほしい」と話していました。
鳥取県は、こうした説明会を11月23日の南部町での開催をもって最後にする予定でしたが「もっと開いてほしい」という意見を受け、米子市でもう一度説明会を開催したいとしています。