保育園児がカニのおいしい食べ方学ぶ 境港市

ベニズワイガニの水揚げ量が日本一の境港市で、保育園の子どもたちが27日、カニのおいしい食べ方を学びました。

この取り組みは、境港市の漁業者や飲食店などでつくる「境港ベニガニ有志の会」が、子どもたちにベニズワイガニについて理解を深めてもらおうと、市内の保育園や幼稚園で毎年行っているものです。
メンバーがカニのかぶり物をして「なかはま保育園」を訪れました。
最初に23人の園児に、水揚げされたばかりのカニを見せた後、鍋でゆでたり、蒸したりする調理方法を実演しました。
そして子どもたちは、メンバーから足を折って殻から身を押し出す方法を教わると、上手に身を取り出して「おいしい」などと言いながら地元の特産品を味わっていました。
「境港ベニガニ有志の会」の濱野政和会長は「とてもみずみずしくて甘みがあって、かにみそも豊富なベニズワイガニを知って、地元を深く愛するようになってほしいです」と話していました。