予算編成過程の情報公開 鳥取県が全国1位 市民グループ調査

都道府県の予算編成の過程で、情報公開や住民参加がどれくらい進んでいるかについて、市民グループが調査したところ、鳥取県は全国で最も進んでいるという結果になりました。

この調査は「全国市民オンブズマン連絡会議」が、米子市で開いた大会で発表しました。
オンブズマンでは、全国47の都道府県を対象に、それぞれのホームページで予算を決めるまでの過程を情報公開しているかや、住民の意見を反映する仕組みを設けているかについて、14項目で調査しました。
その結果、鳥取県はほぼすべての項目で基準を満たしているとして、大阪府や岐阜県と並んで全国1位となりました。
鳥取県は「予算編成過程」のホームページで、各部局からの予算要求、それに知事査定の段階で順次、事業内容や事業費を公開していることが評価されました。
一方、住民参加については「県民の声」というページで広く行政への意見を受け付けているものの、予算編成に特化した意見募集が不十分だという指摘が出されました。
調査を行った全国市民オンブズマン連絡会議の井上博夫さんは「情報公開を住民参加に結びつけようとする取り組みが少ない。公開のあと住民の意見を聞き、予算に反映するという流れを仕組みとして作っていく必要がある」と話していました。
また全国の都道府県の議会を対象に、議員の政務活動費の支出について、情報公開がどれくらい進んでいるかを調べた調査では、鳥取県議会は領収書の提出を原本ではなくコピーとしているため、1位の兵庫県、奈良県に及ばず3位となりました。