若桜鉄道利用促進を 鳥取市在住対象に10月から団体割引実施

県東部を走る若桜鉄道は、新型コロナの感染拡大の影響などで観光客の利用が落ち込むなか、沿線地域以外での利用促進を図るため、鳥取市に住む人を対象にした団体割引を10月から行うことにしています。

県東部の八頭町と若桜町を結ぶ第3セクターの「若桜鉄道」は、新型コロナの感染拡大による観光客の減少や、軽油の価格高騰の影響で、昨年度の決算がおよそ347万円の赤字で、2年連続の赤字となっています。
こうしたなか若桜鉄道と沿線自治体などで作る「若桜鉄道利用促進実行委員会」は、ふだんこの路線を利用する機会の少ない鳥取市に住む人を対象に、新たな団体割引を10月から来年3月末まで実施することを決めました。
対象となるのは、鳥取市に住む8人以上25人以下の団体客で、利用する3週間前に鳥取駅で申請し、利用後に申請書と領収書を実行委員会に送付することで、後日、利用金額の半額が申請書に記載された口座に振り込まれることになっています。
割引の対象となる区間は、若桜鉄道の全線に加え、JR因美線の鳥取市内の駅となっていて、若桜鉄道利用促進実行委員会は、こうした取り組みによって新たな利用客を掘り起こしたいとしています。