氷ノ山で警察と消防など遭難した登山者を救助する訓練

秋の行楽シーズンを前に、鳥取県と兵庫県の県境にある氷ノ山で、警察と消防などが遭難した登山者を救助する訓練を行いました。

この訓練は、鳥取県と兵庫県の県境にある氷ノ山で、秋の行楽シーズンを前に遭難した登山者を救助する手順を確認するために行われたもので、警察や消防それに鳥取県側の登山口のある若桜町の担当者などおよそ30人が参加しました。
訓練は40代の男性の登山者が山道でけがをして動けなくなり、消防に通報したという想定で行われ、連絡を受けた救助隊はストレッチャーなどを持って持って山に入りました。
山を登り始めてからおよそ1時間後に、男性の救助要請があった5合目付近に着くと、警察や消防などが声をかけながら捜索を始めました。
そして山道に倒れていた男性を見つけると、けがの状態や氏名を確認した上で、ストレッチャーに乗せて下山しました。
警察によりますと、ことし県内では、6日までに登山者の遭難事故が18件発生し、そのうち氷ノ山では3件発生し、あわせて4人を救助したということです。
県警察本部地域課の東川貴彦課長補佐は「迅速な救助には警察と消防それに行政との連携が重要で、今回の訓練ではその確認ができた。今後の迅速な救助に役立つと思う」と話していました。