米子の拉致被害者・松本京子さん74歳の誕生日

米子市の拉致被害者・松本京子さんが7日、74歳の誕生日を迎えました。
北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談から9月で20年となるのを前に、兄の孟さんは「人の命ははかないもので、いつまでもいつまでも待つわけにはいかない」と述べ、政府が拉致問題の解決に向けて全力で取り組むよう求めました。

米子市の拉致被害者・松本京子さんは、29歳だった昭和52年10月21日、自宅から近所の編み物教室に向かう途中に北朝鮮に拉致されました。
9月7日は京子さんの74回目の誕生日で、兄の孟さんは米子市の自宅近くにある、10年前に亡くなった母・三江さんの墓に手を合わせ、京子さんの帰国を祈りました。
孟さんはこのあと、NHKのインタビューに対して「一日でも早く元気で帰ってきて、喜び合える日が来ることを指折り数えながら、一日千秋の思いで待っています」と述べました。
そして、北朝鮮が拉致を認めた日朝首脳会談から9月17日で20年となることについて「人の命ははかないもので、いつまでもいつまでも待つわけにはいかない。拉致被害者の人を助けてあげられないのかと痛いほど思っている。一日でも早く助けてほしい」と、被害者家族の高齢化が進むなか、改めて政府が拉致問題の解決に向けて北朝鮮との交渉に全力で取り組むよう求めました。