鳥取県 東部沿線自治体とJRで新たな協議会 地方路線を議論

利用者が特に少なくなっている県東部のJR西日本の地方路線について県は、沿線自治体やJRと新たな協議会を立ち上げ、今後のあり方について議論を進めていくことになりました。

JR西日本は、ことし4月、利用者が特に少なくなっている地方路線の線区ごとの赤字額を公表し、県内では、山陰線の鳥取駅から浜坂駅、因美線の智頭駅から東津山駅が対象となりました。
これについて鳥取県は11日、JRや県東部の沿線自治体を交えた意見交換会を鳥取市内で開き、平井知事や東部1市4町の首長、それにJR西日本米子支社の支社長などが出席しました。
会議では平井知事が「線区に限らずネットワークとして連携する必要があると考え、1市4町そろい踏みで参った。それだけ関心が高いことをご理解いただきたい」と述べました。
これに対しJR西日本米子支社の佐伯祥一支社長は「地域の移動手段を支えていくために、地域ニーズに合わせた形を検討していきたい」と述べました。
会議では、線区の廃止を前提とせず、利用促進に向けた取り組みを広域的に検討していくべきだという意見が相次ぎ、県と県東部の自治体、それにJRの三者が新たな協議会を立ち上げ、継続して議論を進めていくことになりました。
会議の後、平井知事は「未来志向で建設的な議論をしていく方向になったと理解している。廃止を前提とした議論になるのではないかと恐れていたが、その懸念は小さくなったのではないか」と話していました。