落雷で樹齢1000年の“ご神木”大イチョウ焼ける 鳥取市
27日午後、鳥取市の神社の境内に落雷があり、「ご神木」とされる樹齢およそ1000年の大イチョウの木が焼けて、消防が消火活動に当たっています。
27日午後3時45分ごろ、鳥取市馬場の倉田八幡宮のご神木から煙が出ていると、神社の関係者から消防に通報がありました。
神社の関係者によりますと、午後3時すぎ、落雷で社務所などが停電したため、境内の様子を点検していたところ、ご神木の大イチョウから煙が出ているのを見つけたということです。
消防車3台が出動して消火活動を続けていますが、木の内部がくすぶったような状態で、現在も、鎮火には至っていないということです。
消防と警察によりますと、この落雷でけがをした人はいないということです。
倉田八幡宮によりますと、焼けたご神木は、樹齢およそ1000年、高さおよそ40メートルの大イチョウだということです。
倉田八幡宮の境内の森は、この木を含めた全体が国の天然記念物に指定されています。