“医療的ケア児”の支援センター県内3カ所に設置 鳥取県

人工呼吸器やたんの吸引などが欠かせない「医療的ケア児」やその家族を支援しようと、鳥取県は、県内3か所に専門の支援センターを設置しました。

このうち、総合窓口となる県西部の支援センターは、米子市にある「博愛こども発達・在宅支援クリニック」に設置され、22日に関係者が出席し開所式が行われました。
人工呼吸器やたんの吸引が必要な「医療的ケア児」は、県内にはおよそ130人いると推計されていますが、受け入れ可能な保育施設などが少なく、家族の負担の軽減が課題となっています。
センターには、看護師や理学療法士などが常駐し、医療的ケア児がいる家族からの相談を受け付けるほか、保育所や学校などとも連携し、受け入れが進むよう働きかけていくということです。
センターはこのほか、県東部は県看護協会、県中部は中部療育園にも設置され、いずれも相談は、平日の午前9時から午後4時半まで、電話や対面で受け付けています。
問い合わせ先は、東部が0857−30−2424、中部が0858−27−6006、西部が080−2962−0853となっています。
県医療的ケア児等支援センターの玉崎章子センター長は「ケアが必要な子どもは外出しづらく、保護者も孤立しがちなため、どこに相談したらいいか分からないという声を聞く。ワンストップで受け付けるので、何でも気軽に相談してほしい」と話していました。