徳島県警の新本部長 堺瑞崇氏 ”県民の期待と信頼に応える”

徳島県警察本部の新しい本部長に就任した堺瑞崇氏が16日会見し、「県民の期待と信頼に応える力強い警察の確立に取り組んでいく」と抱負を述べました。

徳島県警の新しい本部長に就任した堺氏は、16日、警察本部で会見し「安心安全を誇れる徳島県の実現に向けて県民の期待と信頼に応える力強い警察の確立に取り組んでいきたい」と抱負を述べました。

堺氏は大阪府出身の49歳。
1999年に警察庁に入り、警視庁の捜査2課長や警察庁の捜査2課長を歴任し、おととし9月からは官房長官の秘書官を務め、危機管理担当として能登半島地震の対応にあたりました。

全国的に警察官の不祥事が相次いでいることについて「警察のあり方に厳しい目が注がれていると認識している。風通しのよい組織作りのため多くの職員の声に耳を傾けていきたい」と述べました。

一方、県内の交通死亡事故について、高齢ドライバー対策が重要だとして「県民にとって車は重要な交通手段だ。どのようにすれば事故を減らせるか、考えていきたい」と述べました。

また、徳島県の印象については「食事もおいしく自然が豊かだ。歴史が好きなので県内の史跡を回ってみたい」と話していました。