阿南の阿波踊り公演で「総踊り」 初実施にむけて練習

阿南市の夏祭りで毎年行われている阿波踊りの公演で、連の垣根を越えて一緒に踊る総踊りが初めて行われることになり、9日夜、初めての練習が行われました。

阿南市では毎年7月下旬に開催される夏祭りで阿波踊りの公演が行われていて、ことしは地域を盛り上げようと、連の垣根を越えて一緒に踊る「総踊り」が初めて行われます。

9日夜は、初めての練習が市役所前の広場で行われ、阿南市阿波踊り振興連盟に所属する連など、5つの連からおよそ100人が参加しました。

それぞれの連は、踊り手たちの立ち位置を確認したり鳴り物のリズムをあわせたりしたあと、全員で列をなして踊っていました。

ことしの夏祭りは、今月20日と21日に行われ、阿南市を拠点に活動する阿波踊りの連など20あまりの連が踊りを披露し、最後に、総踊りが行われるということです。

総踊りを行う連の1つ達粋連の事務局の保岡洋一さんは「阿南の夏祭りを盛り上げたいという話になり、総踊りをすることにした。阿南でこれだけの規模の阿波踊りを見られるのは初めてなので、楽しんでもらいたい」と話していました。