半数の県内学校が大阪・関西万博行き検討 県は入場料全額負担

徳島県が、県内の小中学校や高校などに来年の大阪・関西万博についてアンケートで尋ねたところ、およそ半数の学校が修学旅行などで行くことを検討していることが分かり、県は、万博に行く学校に対して入場料の全額を負担する方針です。

大阪・関西万博は来年4月13日に開幕し、大阪の人工島、夢洲を会場に半年間にわたって開催されます。

徳島県教育委員会は去年12月からことし1月にかけて県内の公立の小中学校や県立高校それに特別支援学校などに大阪・関西万博についてアンケートを行いました。

その結果、回答があった286校のうちおよそ半数の学校が修学旅行や遠足などで万博に行くことを検討していることが分かりました。

県は、子どもたちが万博を体験することで国際感覚を身につけるなど教育の機会を提供できるとして万博に行く学校に対して入場料の全額を負担する方針です。

県万博推進課は「子どもたちが多様な文化や価値観を学び、未来に向けて可能性を広げてほしい」と話しています。