全国高校野球徳島大会の組み合わせ抽せん会 対戦カードが決定

全国高校野球徳島大会の組み合わせ抽せん会 対戦カードが決定

夏の甲子園出場をかけた全国高校野球徳島大会の組み合わせ抽せんが28日、鳴門市で行われ、出場するチームの対戦カードが決まりました。

ことしの全国高校野球徳島大会は合同チームを含む28チームが出場します。

鳴門市で行われた抽せん会には、出場するそれぞれのチームのキャプテンや監督などが出席し、くじ引きで対戦カードが決まりました。

第1シードはことし春のセンバツでベスト8の成績を残した阿南光で初戦は開幕戦の川島と生光学園の勝者と対戦することになりました。

阿南光のキャプテン井坂琉星選手は「対戦する高校も決まり、吉岡投手を打線が助けられるように準備していきたい」と話していました。

第2シードは、去年秋の県大会とことし春の県大会でいずれも準優勝した池田で、初戦は城西と富岡西の勝者と対戦することになりました。

池田のキャプテン、篠原誠皓選手は「試合に向けてとてもわくわくしているので、早めに準備をしていきたい」と話していました。

第3シードは、去年の夏の甲子園に出場した徳島商業で、初戦は小松島と穴吹の勝者と対戦します。

第4シードは、去年秋の県大会で優勝した鳴門で、初戦は徳島市立と阿南高専の勝者と対戦します。

また、選手宣誓は、徳島商業のキャプテン吉田大馳選手に決まりました。

吉田キャプテンは、「いまは実感がわかない状態です。支えてくれた保護者や先生方への日頃の感謝の気持ちを伝えたいと思う」と話していました。

ことしの大会は、鳴門市のオロナミンC球場が改修工事で使用できないため、徳島市のむつみスタジアムで行われます。

大会は、来月13日に開幕し、日程が順調に進めば来月27日に準決勝、29日に決勝が行われる予定です。