パリで障害者のアート展 社会福祉法人がオブジェを発送 阿南

ことし8月にパラリンピックが開かれるフランスのパリで、阿南市の社会福祉法人が、障害のある人たちのアート展を開きます。これを前に28日、展示する作品に使うオブジェを現地に向けて発送しました。

アート展は知的障害のある人たちの自立支援に取り組む阿南市の社会福祉法人がフランスのパリで、ことし8月14日からおよそ1か月間、開きます。

展示されるのは徳島県や高知県にある障害者支援施設の利用者などおよそ450人が作ったオブジェを組み合わせた作品です。

利用者たちは船やヨットそれに家の形をした木製のオブジェにマジックやクレヨンで色を塗ったり、カラフルなテープを貼り付けたりして思い思いに仕上げました。

オブジェを作った40代の男性は「たくさんの色を使って上手にできたと思います。パリで世界中の人たちに自分たちの作品を見てもらいたい」と話していました。

また、40代の女性は「テープを貼ったり絵を描いたりして楽しかったです。自分もパリに見に行って訪れた人の感想を聞きたい」と話していました。

パラリンピックの開幕がおよそ2か月に迫る中、28日、社会福祉法人の理事長らがオブジェが入った段ボール2箱を宅配業者に引き渡し、パリに向けて発送しました。

残りの段ボール箱も来月中に発送する予定だということです。

社会福祉法人「悠林舎」の林正敏理事長は「今回のアート展を新たな出発点にして利用者の豊かな生活や自立に向けて進んでいきたい。アートで私たちの思いを伝えられたらうれしい」と話していました。