阿南市出身の書家 角元正燦さんが地元市役所に作品を寄贈

書道界の第一線で活躍する阿南市出身の書家、角元正燦さんの作品が地元の阿南市役所に展示されることになり、寄贈式が行われました。

阿南市橘町出身の書家、角元正燦さん(77)は、現代の書道界を代表する書家による「現代書道二十人展」に13年連続で選ばれるなど、第一線で活躍しています。

角元さんの作品が地元の阿南市役所に展示されることになり、13日に行われた寄贈式では、岩佐市長から感謝状が手渡されました。

寄贈された「顯榮」という作品は金文と呼ばれる中国の青銅器に刻まれた書体で力強く書かれていて、地元の阿南市がより栄えることを願って選びました。

この作品は市役所2階のロビーに展示されています。

角元さんは「書道は鑑賞するのが難しいと言われるが、好きか嫌いかは見る人が判断して興味を持ったら文字の意味を調べるなど書を好きになってほしい」と話していました。