特産のしらす漁 本格シーズンを迎える 小松島

小松島市では、特産のしらす漁が本格的なシーズンを迎えています。

しらす漁が盛んな小松島市和田島町では、地元でとれる「しらす」を原料にした「和田島ちりめん」が特産として知られています。

ことしの、しらす漁は5月から始まっていて、体長およそ2センチほどの透明なしらすが次々と水揚げされていましたしらすは、すぐそばの加工場にある大きな釜で塩ゆでされ、乾燥機で水分を飛ばしたあと、網一面に広げて天日干しされ、水揚げから1時間もかからず、新鮮な「和田島ちりめん」に加工されていました。

22日に水揚げされたしらすはおよそ300キロあり、ことしは例年より小ぶりでうまみが詰まったちりめんができたということです。

しらす漁は12月まで行われる予定です。

和田島ちりめんを生産する和田明美さんは「鮮度の良さが魅力で、天日で干すことにこだわりを持っています。シンプルに大根おろしとすだちで食べてもらうのがおいしい。和洋折衷なんでもチャーハンやピザなどいろいろアレンジして楽しんでもらいたい」と話していました。