民間で訓練された「嘱託警察犬」犯人追跡などの能力競う 徳島

犯罪捜査や行方不明者の捜索などで活躍する徳島県警の嘱託警察犬の能力を競う競技会が開かれ、犯人の追跡などの科目に挑みました。

「嘱託警察犬」はふだんは民間で訓練され、警察の要請を受けて出動していて、徳島県警では17頭が任務にあたっています。

14日は、その能力の向上を目指した競技会が徳島市の警察学校で開かれ、12頭が参加し、犯人を追跡する能力と匂いを嗅ぎ分ける能力を競う2つの科目に挑みました。

このうち匂いをもとに犯人を追跡する科目では、コースのなかにある遺留品を想定した割り箸などを見つけられるかや、コースを外れずにゴールできるかなどを競っていました。

警察によりますと去年、県内で事件や行方不明者の捜索などで嘱託警察犬が出動した件数は47件にのぼり、前の年と比べ11件増加しています。

競技会に出場した嘱託警察犬の指導員、友竹香陽子さんは「この犬は、きょうがデビュー戦だったが、思ったよりうまくできた。要請があった際は頑張りたい」と話していました。

徳島県警本部鑑識課の中川一平係長は、「行方不明者や認知症の人の捜索などで警察犬の需要は増えている。競技会や訓練を通し、能力の向上を図りたい」と話していました。