春の叙勲の伝達式 31人が勲記と勲章受け取る

ことしの春の叙勲の伝達式が7日、県庁で行われ、出席した31人が勲記と勲章を受け取りました。

ことしの春の叙勲は県内から50人が選ばれ、7日、県庁で伝達式が行われました。

2回に分けて行われた式にはあわせて31人が出席し、出席した人は名前を呼ばれると後藤田知事から勲記と勲章を受け取りました。

「旭日単光章」を受章した鳴門市選挙管理委員会の元委員長金澤博子さん(70)は「選挙に携わる女性が少なかった中で仕事を続けたことが認められたと思う。近年は投票率が下がっているので若い人たちに投票所に足を運んでほしい」と話していました。

「瑞宝双光章」を受賞した小学校の元校長の小松美智子さん(80)は「ことばにならないくらいうれしい。受賞の連絡を受けたときは教え子たちの顔が目に浮かんだ。目の前の子どもを大切にして学校が好きになるよう育ててほしい」と後進にエールを送りました。