アレルギーある児童に通常の給食提供 食後におう吐 美馬市

30日、徳島県美馬市の小学校で、アレルギーがある児童に誤って通常の給食が提供され、おう吐などの症状が出ていたことがNHKの取材で分かりました。
児童は病院を受診しましたが命に別状はありませんでした。

給食が誤って提供されたのは美馬市立岩倉小学校で、学校によりますと、30日の給食の際、アレルギーを持つ児童1人に給食センターが用意した食事があることに気づかず、誤ってほかの児童と同じ通常の給食を提供したということです。

児童が食後にトイレでおう吐しているのを担任の教員が気づき、本人の持っていた薬を飲ませたうえで、保護者に迎えに来てもらいかかりつけの病院を受診させました。

学校によりますと児童の命に別状はなく、1日も登校したということです。

岩倉小学校の川西正校長は、「起きてはいけないミスを起こしてしまい、本人や保護者に申し訳ない。再発防止に向けて真摯に取り組む」と話していました。