田んぼに転落3人死亡事故 対向車線はみ出したか 徳島 阿南

4月25日、徳島県阿南市で軽乗用車が田んぼに突っ込み、18歳の男性3人が死亡した事故で、現場のタイヤの痕から車が事故の直前、センターラインを越え対向車線に大きくはみ出したとみられることが、警察への取材でわかりました。警察は、その後、急ブレーキをかけるなどして、運転が制御できなくなった疑いがあるとみて調べています。

4月25日、徳島県阿南市長生町の県道で市内の18歳の男性4人が乗った軽乗用車がガードレールを突き破って道路沿いの田んぼに転落し、運転席と後部座席の3人が死亡、助手席の1人がけがをしました。

現場はセンターラインのある片側1車線の直線道路で、その後の調べで、現場のタイヤの痕から軽乗用車が事故の直前、センターラインを越え、対向車線に大きくはみ出したとみられることが警察への取材でわかりました。

タイヤの痕は現場手前で、センターラインを横切り、車が転落した走行車線側の田んぼ付近にかけて残されていて、警察は何らかの原因で対向車線にはみ出した後、急ブレーキをかけたり、急ハンドルをきったりして運転が制御できなくなった疑いがあるとみて、さらに詳しい原因を調べています。