能登半島地震受けて議論 “災害時の物資輸送 取り決め重要”

能登半島地震で、多くの道路が寸断され支援物資の輸送が難航したことを受けて、対策を話し合う会議が徳島県庁で開かれ、運送業者と災害時の物資の輸送についてあらかじめ取り決めておくことの重要性が議論されました。

県庁で開かれた会議には、徳島県や県内の運送業者の代表らおよそ20人が出席しました。

このうち能登半島地震で支援にあたった県の担当者からは、主要な道路が寸断した際、使用できる輸送ルートの確保と、ふだんから運送業者と連携をとっておくことの重要さが報告されました。

また、業者からは、災害時の物資の輸送方法や連絡手段について県と協定を結び、あらかじめ決めておくことや、物資を集める輸送拠点を事前に設けておくことが必要だという意見が出されていました。