大型連休 空の便・鉄道・高速道路の混雑予想は

【空の便】
ことしの大型連休の期間中、徳島を発着する国内線の予約率は東京・福岡を結ぶ便でいずれも去年の同じ時期より増加しています。

航空各社は、今月27日から来月6日までの大型連休の間に徳島を発着する国内線について今月19日時点の予約状況を発表しました。

それによりますと、徳島と東京を結ぶ便について、期間中の予約数は
▽全日空が6941人
▽日本航空が1万6353人とそれぞれの予約率がおよそ6割で、
去年に比べて
▽全日空で6.6ポイント
▽日本航空で0.3ポイント増加しました。

また、日本航空の徳島と福岡を結び便については、期間中の予約数が1985人と、去年に比べて11.7%増えました。

混雑のピークは
▽東京から徳島に到着する便が今月27日と来月2日、
▽徳島から東京に向かう便が来月5日と6日になる見通しです。

【鉄道】
一方、大型連休の期間中、JR四国の特急列車や快速列車の予約率は19.8%で、去年の同じ時期と比べて2.4ポイント増えています。

このうち徳島と岡山を結ぶ特急「うずしお」の予約率は25.9%で、予約した人の数は、去年の同じ時期より2.4%増えました。

また、
▽徳島駅と阿波池田駅を結ぶ徳島線の「剣山」は13.4%
▽徳島駅と高松駅を結ぶ高徳線の「うずしお」の予約率は11.7%
▽徳島県と牟岐駅を結ぶ牟岐線の「むろと」の予約率は10.8%です。

新型コロナの5類移行から初めての大型連休で、予約が好調に推移しているほか、大型連休中の東海道新幹線と山陽新幹線の「のぞみ」が全て指定席となったことで、これに接続する四国の特急や快速の予約も増えているとみられるということです。

【高速道路】
一方、高速道路各社がまとめたことしの大型連休の渋滞予測によりますと、神戸淡路鳴門自動車道では、下りが5月3日、上りが5月5日がピークと予測されています。

このうち、
▽下りでは午前6時ごろから午後5時ごろにかけ、兵庫県洲本市の淡路島中央スマートインターチェンジ付近を先頭に最大およそ40キロの激しい渋滞が予想されています。

▽上りでは午後1時ごろから午後9時ごろにかけて、淡路市の淡路インターチェンジ付近を先頭に最大およそ25キロの渋滞が予想されています。

去年の大型連休の渋滞は最大で35キロで、去年よりも長い渋滞が予想されています。