あゆ釣り解禁前に 子どもたちが稚魚の放流体験 徳島 鮎喰川

あゆ釣りの解禁を前に徳島市の鮎喰川で地元の子どもたちがあゆの稚魚の放流を体験しました。

これは毎年6月のあゆ釣りの解禁を前に地元の漁協が行っているもので、このうち、徳島市入田町の鮎喰川の河川敷には地元の幼稚園児と小学生あわせて13人が集まりました。

子どもたちは放流にあわせて養殖場で育った稚あゆをバケツで受け取ると、大きい物でおよそ10センチほどのピチピチとはねる稚あゆを驚きながらも興味津々に観察していました。

その後、子どもたちは長靴を履いて川に入り「大きくなってね」と声をかけながら放流していました。

地元の漁協では、鮎喰川の流域の6か所であわせて9万5000匹の稚あゆを放流する予定で、ことしは、まとまった雨が降ったおかげで川の水量が多く例年に比べて大きく育つことが見込まれるということです。

参加した児童は「あゆがヌルヌルしていた。川の水でぬれたけど楽しかったです。大きくなって欲しい」と話していました。