台湾の高校生が鳴門市の高校を訪問 阿波踊り体験などで交流

鳴門市の高校を台湾の高校生たちが訪れ、徳島伝統の阿波踊りを体験するなどして交流しました。

鳴門市の鳴門渦潮高校を訪れたのは、姉妹校の提携を結ぶ台湾の新竹市立成徳高級中学の30人あまりです。

台湾の高校生は、初めに、学校のある地域を日本語で紹介したり、ダンスを披露したりしました。

このあと、阿波踊りを体験し、徳島を代表する阿波踊りの踊り手グループ「阿呆連」のメンバーから指導を受けました。

台湾の高校生たちは、阿波踊り独特のリズムや体の動かし方に戸惑った様子でしたが、鳴門渦潮高校の生徒たちと一緒に輪になって踊り、「やっとさー」の掛け声に、「やっとやっと」と大きな声で返していました。

台湾の高校生たちは、今月21日まで日本に滞在し、高知県でホームステイするなどして、日本の歴史や文化を学ぶ予定です。

台湾の高校生は「阿波踊りを体験してすごく盛り上がりました。鳴門渦潮高校の生徒とも仲よくなることができて、とてもいい経験になりました」と話していました。

また、別の生徒は「すごく新鮮な体験でした。鳴門渦潮高校の生徒はとても優しい人ばかりで、チャンスがあればまた来たいです」と話していました。