徳島市の救急隊員 患者の個人情報書かれた書類を搬送時に紛失

徳島市の救急隊員が救急車で患者を搬送する際、患者の個人情報が書かれた書類を紛失したことがわかりました。救急車のドアを開けた際、風で飛ばされた可能性があるということです。

徳島市の東消防署によりますと、16日午後6時すぎ、救急隊員3人が救急車で徳島市北佐古二番町から病院に患者を搬送したあと、車内にあった出動指令書がなくなっていることがわかりました。

出動指令書には、患者の住所や通報した人の携帯電話の番号などが書かれ、消防は、周辺を捜索しましたが、17日になっても見つからなかったため、患者と通報した人に謝罪しました。

消防によりますと、患者を搬送するため、救急車のドアを開けた際、風で飛ばされた可能性があるということです。

徳島市消防局東消防署の松本弘之署長は「関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことを心より深くおわびします。全職員に個人情報の厳正な取り扱いを徹底する」としています。