南海フェリーの乗客が行方不明 海に転落の可能性 海上保安部

17日未明、徳島港に入港した南海フェリーに乗っていた、乗客の男性1人の行方がわからなくなり、海上保安部は、海に転落した可能性があるとみて捜索しています。

17日午前0時40分ごろ、和歌山港から徳島港に入港した南海フェリーの船長から、「船から下りた人を確認したところ、乗船の時より1人少なく、海に転落した疑いがある」と徳島海上保安部に通報がありました。

行方がわからなくなっているのは50代くらいとみられる男性で、16日午後10時前に和歌山港を出港した際に乗船し、青っぽい上着と白いズボンを着用していて、客室から荷物などは見つかっていないということです。

海上保安部は、航行中に海に転落した可能性があるとみて、巡視船2隻とヘリコプターを出して、フェリーの航路を中心に捜索しています。