ネットのイラスト無断で使用 謝罪し解決金支払う 徳島市

徳島市の職員が市の資料を作成した際、インターネット上のイラストを無断で使っていたことがわかり、市は、著作権を管理する会社に謝罪した上で、解決金として約25万円を支払いました。

徳島市によりますと、3年前、市の職員が中心市街地の活性化に向けた協議会の資料を作った際、インターネット上で見つけた笑顔の人物が集まったイラストを無断で掲載して協議会で配ったほか、市のホームページでも公開しました。

市は、去年12月、イラストの著作権を管理する新潟市の会社から「使用を許可していない」とする文書を受け取り、協議してきました。

その結果、市は、著作権の侵害にあたると認め、15日、解決金として、通常の使用料の1.5倍にあたる24万7500円を会社に支払いました。

資料を作った職員は、著作権の侵害にあたると認識していなかったということで、市は、すべての職員に対して、同様のケースがないか、確認を求めるとともに、注意喚起をして再発防止を図るとしています。