自転車ヘルメット着用 専門学校生が制作の動画が公開へ 徳島

自転車のヘルメットの着用を呼びかけようと、徳島市の専門学校の生徒が制作した動画が、公開されることになりました。

動画を制作したのは、徳島市の専門学校でグラフィックデザインを学ぶ12人で、15日、徳島中央警察署で、生徒の代表が警察に動画のDVDを贈呈しました。

制作したのは30秒ほどの動画、5種類で、ヘルメットを着用せずに自転車に乗った学生が車にはねられた場合の衝撃の大きさなどをアニメや音楽も使って表現し、ヘルメットの着用を呼びかけています。

自転車のヘルメット着用は去年4月、努力義務になりましたが、県内でことし1月から3月までに自転車が関係する事故で死傷した69人のうち、着用していたのは13人でした。

生徒の動画は、動画投稿サイト「YouTube」の徳島県警の公式チャンネルなどで公開される予定です。

制作した岡田みさきさんは、「音楽やイラストを選ぶのに苦労しましたが、内容が伝わるよう工夫しました」と話し、大西由芽さんは、「自転車に乗る時にはヘルメットの着用が必要だと伝わればいい」と話していました。